2014年10月22日

人から人へ思いがつながる

はいさい(^^♪ナナです。

さて、エンマン学園は次のような取り組みも行なっています。

飲料水の缶についているプルトップを集めて、
それを車いすにする活動に参加しているのです。
はじまりは大阪、そして今回、プルトップ800kgで
車イスが1台ができました。
通常は10年かかる!?

そして、大阪より沖縄でその車いすを誰かの役に立てて欲しいと
沖縄エンマン学園が窓口となり、10月21日(火)伊江島の福祉協議会へ
贈呈しました。そこに至るまでのお話です。

人から人へ思いがつながる


~プルトップ集めに込められた思い~

「自分の思いを形にする」この形を完成するには、
多くの方法がある。お金もその「一部」だろう
でも、子供たちに伝えたい!
お金と同じように「優しさ」が「形」になることを
プルトップを集めるその行為は「見えない誰かに「思い」を届ける行為」 
それは、「思いやり」
大阪の大企業の社長である福井さんという
一人の女性のこの思いからプルトップ集めは始まりました。

プルトップ1個0.5g

車椅子に必要な重量800kg

プルトップ約1,600,000個分

車椅子1台ができるまでに必要な重量はプルトップ約800kg分。
個数にしてなんと160万個分。
これは伊江島の全島民から毎日1個ずつプルトップを集め続けて
365日後にやっと到達する数に匹敵します。
空き缶とともにゴミとして捨てられてしまうプルトップを
1個ずつ集めてみんなで車椅子を作ろう!
その決心のもと、まず大阪の人たちへプルトップ集めの
協力の声かけが始まりました。


~人から人へ~

プルトップ集めなら私にも出来る、と、一人また一人と
協力してくれる人が徐々に増えていきました。
家族への声かけ、友人への声かけ、
地域の人たちへの声かけ、プルトップ集めの思いは
人から人へと伝わり大阪や沖縄で広がっていきました。
大企業の社員全員が一丸となって集めたり、
ピアノ教室に通う子供たちが率先して集めたり、
各家庭にプルトップ入れが常備箱として設置されたり、
と形はそれぞれ思いは1つ「誰かのために私にもできる」


~見えない壁~

プルトップ1個は約0.5g、親指の爪ほどの大きさ。
100個集めても卵1個分の重さにしかなりません。
それを160万個分、約800kg集めるのは思った以上に
時間がいる作業。今どれだけ集まっているのかな?
自分が集めた分のプルトップでも役に立つのかな?
1個が小さいからこそ生まれてくる不安。
見えない壁は自分の心の中にありました。


つづく・・・

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